
転職エージェントを使えば、いい職場に出会えると思っていました。
でも実際に使ってみてわかったのは、エージェントの質は担当者の人柄で全部決まるということでした。
私はこれまで数え切れないくらい転職を繰り返してきました。そのほとんどは自分で求人を探して、一人で面談に行って、自分で判断してきた。エージェントを使ったのは、たった1回だけです。
今回はその1回の体験談を正直に書きます。
エージェントの対応を比較して感じた正直な違い
透析クリニックへの再就職を考えていたとき、試しに転職エージェントを使ってみることにしました。登録したのは2社。A社とレバウェル看護(当時は看護のお仕事)です。
最初から対応の差を感じました。
A社は、連絡頻度が多かった。そして私が「透析クリニックで働きたい」と伝えているにもかかわらず、希望とはかけ離れた遠方の職場を紹介してくる。こちらの希望より、エージェント側の都合が優先されている印象でした。
一方のレバウェル看護は、連絡の頻度も常識的な範囲で、こちらの希望をちゃんと聞いてくれました。以前から働いてみたいと思っていた系列のクリニックの求人を紹介してもらい、面談の調整もしてくれました。
面談の同行サポートで得られた安心感
レバウェル看護の担当者は、面談にも同行してくれました。私はいつも一人で面談に行くタイプなので、最初は少し戸惑いましたが、心強かったです。
(A社は「自分で行ってください」というスタンス。)
面談には同時に別の応募者もいました。その方は「ぜひここで働きたい」と強い意志を示していました。私はというと、職場の雰囲気にちょっと引っかかるものを感じていて、正直迷っていました。
それでもクリニック側は私を採用したいと言ってくれて、私に決まりました。連絡をもらったとき、担当の方がとても喜んでくれました。自分のことのように喜んでくれる担当者というのは、なかなかいないものです。その姿が今でも印象に残っています。
転職後に見えてくる職場の実態と判断の難しさ
結論から言うと、私はそのクリニックをすぐに辞めました。
面談のときに感じた違和感は、やはり正しかった。前残業をさせておいてお金を払わない。「実働7時間だから残業代は払わなくていい」という考え方の職場でした。詳しくはこちらの記事に書いています。
参考記事▶︎【実体験】実働7時間の会社で残業代が出ない時の対処法と正しい確認の進め方
さらに、ナースステーションで患者さんの悪口を平気で話すスタッフ。透析の患者さんは週3回通ってくるので、スタッフ同士も患者さん同士も顔見知りです。狭いコミュニティで悪口が広まれば、患者さんとスタッフの間に不信感が生まれる。そうなれば、適切な治療もできなくなる。雰囲気の悪い職場から、良いものは生まれません。
エージェントがどれだけ優秀でも、職場の内部文化までは見えません。入ってみて初めてわかることが、転職にはたくさんあります。
私が一社を信頼し続けられた理由とサポートの質
すぐに辞めてしまったので、担当者から連絡がありました。
喜んでくれていたのに、こんな結果になってしまって申し訳ない気持ちがありました。でも前残業代の件を正直に話したら、担当者は嫌味のひとつも言わず、きちんと話を聞いてくれました。
こういう対応ができる人というのは、会社がそういうスタッフ教育をしているからだと思っています。思いやりのある対応は、一朝一夕で身につくものじゃない。レバウェル看護がスタッフの教育にちゃんと力を入れているんだなと感じました。
転職が初めての方や、一人で面談に行くのが不安な方には、担当者が看護師の人生を一緒に考えてくれるエージェントとして、レバウェル看護をおすすめしたいと思っています。
自分に合う担当者を見つけるための考え方
転職エージェントを使っても、使わなくても、職場の実態は入ってみないとわかりません。それは何十回も転職してきた私が断言できます。
それでもエージェントを使うメリットがあるとすれば、面談への同行や条件交渉のサポートなど、一人ではやりにくいことを代わりにやってもらえること。そして何より、自分の話をちゃんと聞いてくれる人間がそこにいるということです。
担当者が親身かどうか。それだけで、転職の経験はまるで変わります。登録した後、最初のやりとりで合わないと感じたら、担当者を変えてもらうのも遠慮しなくていいと思います。
転職は自分の人生を変える選択です。エージェントはあくまでそのためのサポートツール。自分の希望や直感を大切にしながら、上手に使ってほしいと思います。



