
病棟・透析・内視鏡を経験した看護師が、訪問看護に興味を持ちながらも踏み出せなかった理由を正直に語ります。未知の世界だからこそ、専門エージェントへの相談が近道だと気づいた話です。
病棟勤務で感じた、患者さんと関わる時間への思い
看護師として病棟、内視鏡室、透析室と様々な現場を経験してきました。どの職場も忙しさは共通していましたが、特に感じていたのが「患者さんとコミュニケーションをとる時間がない」ということでした。
病棟はとにかく業務に追われる毎日。内視鏡や検査室はさらにその傾向が強く、患者さんと関わる時間はほとんどありませんでした。透析室はまだコミュニケーションが取れる環境でしたが、チーム医療が基本で、穿刺のストレスも相当なものでした。
「もっと一人ひとりの患者さんとじっくり関われる仕事がしたい」そんな気持ちがずっとどこかにありました。
訪問看護という働き方に惹かれた理由
そんなときに目に入ってきたのが、訪問看護という働き方でした。
一人で患者さんのご自宅に訪問して、じっくりと関わることができる。チーム医療ではなく、自分が主体となってケアができる。病棟とは全く違う関わり方ができそうだと感じました。
精神科の訪問看護にも興味を持ったこともあります。在宅で精神疾患を抱える方に寄り添う仕事は、これからの時代にますます必要とされると感じていたからです。
訪問看護へ転職する前に感じた「未知の世界」への不安
興味はある。でも応募できない。そんな状態がずっと続いていました。
一番の壁は「何をやるのか想像がつかない」ということでした。病棟や透析は経験があるのでイメージができます。でも訪問看護は全くの未知の世界。一人で患者さんのご自宅に行って、何かあったときにどう対応するのか。そういった不安が先に立ってしまいました。
さらに現実的な問題として、訪問看護は車の免許が必須のところが多いということ。免許を返納してしまったため、自転車で回れる求人でなければ応募できない状況でした。自動車で細い道を運転するのも正直怖いですし、その点でもハードルを感じていました。
やったことのある業務の方が入りやすいのは当然のこと。未経験の分野に飛び込む勇気はなかなか出てきませんでした。
訪問看護師の需要と、これからのキャリアについて
最近、インディードなどの求人サービスから訪問看護の募集メールが毎日のように届きます。
日本は高齢化が進み、在宅で治療や療養を続ける方がこれからも増えていく一方です。病院のベッド数は削減され、在宅医療へのシフトは加速しています。訪問看護師の需要は、今後ますます高まっていくことは間違いありません。
興味はある。需要もある。でも見えない世界だから怖い。
この「見えない」という部分さえ解消できれば、もう少し前に進めるのかもしれないと思っています。
未経験から訪問看護を目指すための「相談先」の活用
訪問看護への転職を考えるなら、看護師向けの求人サービスの中でも、訪問看護に特化したエージェントに相談する方が安心だと思います。訪問看護の現場をよく知るエージェントなら、自転車OKの求人や未経験でも入りやすい職場を紹介してもらえる可能性があります。
その業界の雰囲気や実態を知っている人に直接聞ける。自転車OKの求人を探してもらえる。未経験でも入りやすい職場を紹介してもらえる。そういったサポートがあれば、見えない世界への不安も少し和らぐのではないでしょうか。
私のように「興味はあるけど一歩が踏み出せない」という看護師さんこそ、まず相談だけでもしてみる価値があると思います。
看護師向けの転職サービスを使うときは、担当者との相性や求人の見方も大切です。転職エージェントを使うときに気をつけたいことは、こちらの記事でもまとめています。
あわせて読みたい:転職エージェントは担当者で決まる。失敗から学んだ看護師の賢い選び方
まずは現状を知ることから始めてみませんか
訪問看護は、患者さんとじっくり関われる、やりがいのある仕事だと思っています。需要も増えている今がチャンスかもしれません。
未知だから怖い。でも知れば怖くなくなるかもしれない。まずは専門家に話を聞いてみることが、一番の近道だと私は思っています。
訪問看護に限らず、看護師の転職では一つの情報だけで決めないことも大切です。求人の見方や複数のサービスを使う考え方は、こちらの記事でも詳しく書いています。


