【体験談】職場でのトラブルを相談窓口へ伝える前に準備しておきたいこと

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労基は相談だけで終わることがある アイキャッチ

前回の記事では、【体験談】有給休暇が3年後と言われた?雇用契約と現場の実態にズレがある時の考え方 について書きました。今回は、退職を決意してから実際に労基(労働基準監督署)に申告するまでの流れを書きます。

退職の申し出と、その後の環境の変化

労基違反の指摘、物品を壊された件の報告、そして度重なる社長との揉め事。もう限界だと感じた私は、退職を申し出ました。すると社長から即座に「もう来なくていい」と言われ、あっさりと契約解除の話を切り出されました。

辞める覚悟は決めていました。それでも、一人でここまで戦ってきた精神的なストレスは相当なものでした。

相談窓口へ伝える際の「言葉の選び方」

労基に行く前に、体験談や解説をいろいろ調べていたとき、大事なことを知りました。

私が調べた範囲では、「相談したい」と伝えるだけだと、まず相談として受け付けられることがあるようでした。一方で、会社の労基違反について正式に動いてほしい場合は、「申告したい」と伝えることが大事だと知りました。

労働基準監督署へ申告することは、労働者に認められている権利です。「相談」なのか「申告」なのか。この一言の違いで、その後の流れが変わることがあります。

窓口へ向かう前に整理しておきたい事実と記録

証拠がないと難しいと思ったので、以下のものを準備して持参しました。

  • 割り増し残業代が支払われていない出勤簿と給与明細
  • 社長都合の休みが何日あったかの記録
  • それぞれが労働基準法のどの条文に違反するか(自分でネットで調べてメモしたもの)

特に「どの法律に違反するか」を自分で調べてまとめておいたことで、窓口での話がスムーズに進みました。感情的な訴えではなく、事実と根拠を整理して持っていくことが大切だと感じました。

事前の準備が窓口での対応をスムーズにする

「申告したい」とはっきり伝えたところ、相談員から比較的スムーズに監督官に繋いでもらうことができました。監督官はとても親身になって話を聞いてくれて、こちらが証拠と根拠を持参していたこともあり、話が早かった印象です。

「担当監督官が決まり次第ご連絡します」と言われ、数日後に担当者から連絡が来て、会社への調査が入ることになりました。

自分の環境を守るために、日頃からできること

労基に行って感じたのは、「つらかったです」だけでは伝わりにくいということでした。

もちろん、つらかった気持ちがなかったわけではありません。むしろ、一人で社長とやり取りを続けていたので、精神的にはかなり限界でした。

それでも窓口で話を進めるには、いつ、何があったのか。どの分の残業代が支払われていないのか。社長都合で休みになった日は何日あったのか。そういう事実を、できるだけ具体的に出せることが大事だと感じました。

記録を残すのは、自分が大げさだったと証明するためではありません。あとから自分を守るためです。

このあと、会社への調査が入り、有給・残業代・休業手当について結果が出ることになりました。

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