新人看護師で向いてないと感じる時|ずっと新人みたいでつらいあなたへ

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明るい医療オフィスのデスクと、椅子にかかった看護師の制服

「みんなはできているのに、自分だけついていけていない」と感じていませんか。

新人のころ、周りがテキパキ動いているのを見ながら、自分だけが取り残されているような感覚になることがあります。そのたびに「私って向いてないのかも」という気持ちが出てくる。新人の頃は、できないことが多いだけで「自分は看護師に向いてないのかも」と感じやすい時期でもあります。向いてないという気持ちそのものを整理したい方は、看護師に向いてないかもと思った時の記事も参考になると思います。

でも、その感覚は、あなた一人だけができていないという意味ではありません。

私は外来勤務からスタートして病棟に移動し、さらに転職を繰り返してきました。転職のたびに「また新人」という状況になり、そのたびに、また一から覚え直すような感覚を味わってきました。この記事では、そのときの経験をもとに、新人のころのつらさと向き合い方を整理してみます。

周囲と比べて「自分だけできていない」と焦ってしまう時

新人のころ、外来でうまく動けずに病棟へ異動になったとき、さらに何をどうしたらいいかわからなくて、ひたすら「ついていけない」と感じていました。

周りを見ると、何十年も同じ職場で働いているベテランの人たちばかり。比べれば当然、自分が見劣りします。でも今振り返ると、それは比べる相手が違っただけの話でした。

「自分はダメな人間だ」と感じてしまうとき、その感覚は事実ではなく、環境との比較から来ていることが多いと思います。

同期がいない職場、ベテランばかりの職場では、自分のできなさが余計に目立ちやすい。それは、あなたの力の問題だけではありません。

何度も「新人」を経験したからわかる、環境の影響とは

私は中途採用で入ることが多く、どの職場でもほぼ一人で慣れていくことになりました。同期もいない、相談できる人もすぐには見つからない。一人で抱えて、一人で慣れていく日々が続きました。

そのたびに「また新人みたい」と感じていたのは事実です。でも、その経験が積み重なって、今の自分の引き出しになっています。

つらかった時期を乗り越えられたのは、「毎日来ていればできるようになる」という感覚を、実際に経験として知っていたからかもしれません。

新人の気持ちが長く続くのは、弱さではなく、慣れるまでに時間がかかる環境にいるからでもあります。

少しずつ前へ進むための「反復練習」と「頼れる人の見つけ方」

新人のころに大切だと感じたのは、反復練習と、自分が頼れる人を一人見つけることでした。

怖い先輩や厳しい上司から無理して教わらなくていい。質問しやすい人、親切に教えてくれる人のそばで、少しずつ覚えていけばいい。もし新人の頃に「向いてない」と言われて、その言葉がずっと残っているなら、相手の言葉を全部信じる必要はありません。誰かに向いてないと言われた時の受け止め方については、看護師に向いてないと言われたらの記事にも書いています。

私が透析に入ったとき、先輩に「毎日来ていればできるようになりますよ」と言われた言葉が、今でも心に残っています。その通りで、最初はわからないことだらけでも、続けているうちに少しずつ動けるようになっていきました。

「できるようになるまで続ける」ことと、「自分を責め続けること」は、まったく別のことです。

反復練習は、自分を責めながらやるものではなく、ただ場数を踏むことです。

看護師として働き続けたいなら、今の環境を客観的に見つめよう

無理に「看護師が好き」と言い切れなくてもいいと思います。ただ、どこかに「続けたい」「できるようになりたい」という気持ちが残っているなら、その気持ちまで否定しなくていいと思うのです。

「向いてないかも」と感じる理由が、「看護師の仕事が嫌い」ではなく、「周りの評価が気になる」や「うまくできないことが怖い」なら、それは向き不向きの話ではないかもしれません。

仕事ができるかできないかよりも、他人の評価に揺れてしまうことの方が、心をすり減らす原因になりやすいと感じています。

看護師の仕事そのものを続けるのがつらいなら、働き方を見直すことを考えてもいいと思います。でも、どこかに「続けたい」「できるようになりたい」という気持ちが残っているなら、今の職場や環境が合っていないだけという可能性もあります。

コツコツ続けていれば、視野が広がって動けるようになる。今つらくても、それが今の職場での話であれば、場所を変えることで変わることもあります。

新人みたいでつらいあなたへ。今いる場所だけで、自分の向き不向きを決めなくていいと思います。新卒や1年目で辞めたいほどつらい場合は、「3年は我慢しないといけない」と思い込まなくてもいいと思います。私自身が新卒で辞めた経験については、看護師1年目で辞めたい人へ書いた記事にもまとめています。

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