職場でLINEを教えたくない時の断り方。自分のプライベートを守る境界線

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看護師の職場でも、LINE交換が当たり前のようになっているところは多いと思います。でも、職場の人に個人LINEを教えたくない。そう感じていても、断りにくくてそのまま教えてしまう人も多いのではないでしょうか。

これは、私が職場で実際に見た出来事をきっかけに、個人LINEを教えないと決めた話です。

職場の人間関係と、連絡先交換の距離感について

最初に言ってしまうと、職場の人に個人LINEを教えたくないと思うのは、冷たいことでも失礼なことでもありません。

個人LINEは、家族や友人との連絡が詰まっているプライベートな空間です。仕事の連絡先と、私生活の連絡先は、分けていい。それだけのことだと私は思っています。

むしろ分けておかないと、後で困ることになると気づいたのは、ある出来事がきっかけでした。

個人LINEのやり取りで感じた違和感

職場の同僚Aさんが、ある日スマホを私に向けてきました。

「BさんってLINEでこんな写真送ってくるんだよ~、糖尿病なのに甘いもの食べてるの笑えるよね」

AさんとBさんは、いつも一緒にいるくらい仲が良さそうに見えていました。それなのにAさんは、Bさんとのトーク内容を私に見せて、病気のことまで笑いながら話していた。

正直、ゾッとしました。

Bさんはきっと、自分のトークが誰かに見せられているなんて思っていないはずです。信頼して送ったLINEが、本人の知らないところで笑いのネタにされている。

そしてその瞬間、自分のことが頭をよぎりました。

私もAさんに個人LINEを教えていたら、同じことをされていたかもしれない。私のやりとりも、誰かに見せられているかもしれない。

それからは、職場の人には個人LINEを教えないようにしています。

仕事とプライベートを分けて考える必要性

あの体験だけでなく、振り返ってみると、職場で個人LINEをつなげることには、じわじわと気力を削られる場面がありました。

トーク内容を他の人に見せる人がいる。仲が良さそうでも、自分のやりとりがどう扱われているかはわかりません。

仕事時間外にも連絡が来る。業務に関係のない話や、深夜の雑談。仕事とプライベートを分けたい人間には、それだけで消耗します。

退職しても相手のリストに残り続ける。自分がブロックしても、相手が削除しなければ向こうには残ったまま。転職を重ねるたびに、過去の職場の人との繋がりがどこかに残っていく感覚が、地味にしんどいです。

職場で負担を感じないための連絡先交換の断り方

断り方はシンプルで大丈夫です。

「LINEは家族専用にしているので」や「LINEはあまり使っていないので」と一言添えるだけで、大抵の場合は問題ありません。感じよく、でもはっきりと伝えれば、それ以上追ってくる人はほとんどいません。

どうしても職場での連絡手段が必要な場合は、仕事用の連絡先を個人用と分けておく方法もあります。仕事専用のアカウントを用意しておけば、退職時にそのアカウントだけ整理すれば済む。職場が変わるたびにリセットできるのは、思っている以上に気持ちが楽です。

人間関係への不安を整理するということ

それでも、断るのには勇気がいりますよね。

「これで嫌われたら」「めんどくさい人と思われたら」そう思うと、なんとなく教えてしまう気持ちもわかります。

ただ、個人LINEを教えないことで態度が変わったり、関係がぎこちなくなったりするような職場であれば、そもそもその距離感に問題があります。プライベートな連絡先を共有しないことは、仕事上の関係を否定することではありません。

つながらないことは、失礼ではなく、自分を守るための境界線です。

職場の人間関係そのものがつらいと感じている方は、こちらの記事でも状況の整理方法を書いています。 → 職場の人間関係が辛い時。自分を守るための心の整理と環境の選び方

人間関係への不安を整理するということ

個人LINEは、一度教えてしまうと取り戻すことができません。

最初から「教えない」と決めておく方が、後から気まずくなるより、ずっと楽です。職場の人との距離感は、最初に自分で決めていい。

自分の情報を守っていい。仕事とプライベートを分けていい。それは冷たいことでも、社交性がないことでもありません。

職場の距離感や連絡のルールに強いストレスを感じているなら、そもそも「自分が安心して働ける場所かどうか」を考えてみることも、ひとつの選択肢だと思います。無理に我慢し続けることだけが正解ではないので。


もしLINEだけでなく、職場での言動や扱いに違和感が続いているなら、日々の記録を残しておくことも大切です。 → 職場の人間関係が辛い時。孤立せずに環境を変えていくための考え方

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