
転職を何度も経験してきた私ですが、今回書くのはその中でも特に印象深い職場の話です。「知り合いの社長だから安心」と思って入った会社で、入社直後から感じた違和感について書きます。
知人からの紹介で転職を考えた経緯
その職場は、私が若い頃にアルバイトをしていた会社でした。当時は週2回・2時間程度の軽い仕事で、社長の印象も悪くなく、楽しく働いていた記憶がありました。
しばらく経って私が別の会社に正社員として就職し、その職場を離れてから連絡は取っていなかったのですが、ある日、「スタッフが一人辞めたので、また働いてもらえないか」と連絡が来たのです。
当時の私は前の会社でのストレスや人間関係のトラブルから転職を考えていたタイミングでした。「知ってる社長だし、バイト時代も悪くなかったし、ここなら安心かな」と思い、入社を決めました。
入社直後に感じた職場の雰囲気の違和感
入社して間もなく、「この人、やばいかも」と感じるスタッフがいました。古くからいて、社長と非常に仲が良く、そのスタッフの旦那さんと社長が知り合いという間柄でした。
表立って私に意地悪をしてくるわけではありませんでした。でも、じわじわと職場の雰囲気が重くなっていくのを感じていました。
後になってわかったのですが、そのスタッフは職場内の話を外部にも広めていました。私と担当医の関係がうまくいっていないことを、別の先生を通じて外部に伝えていたようで、それがめぐりめぐって知人の耳にまで届いていたのです。本人に確認すると、ひどく焦った様子で、「自分ではなく先生が話したから」という方向に話を持っていこうとしていました。
この人が、職場の空気を裏で動かしていたのかもしれない。そう感じた瞬間でした。
外から見る姿と実態のギャップについて
バイト時代に感じていた「ここは居心地がいい」という感覚は、パートとして入ってみると少しずつ違って見えてきました。知っているからこそ安心していた分、その落差はなかなかしんどいものがありました。
外から見えていた社長の印象と、実際に働いてみてわかる職場の実態は、別物でした。知り合いの会社だから大丈夫、という安心感は、入ってみると意外と根拠がないことがあります。
小さな気づきを大切にすべき理由
入社直後に感じた「嫌な予感」は、人間関係だけではありませんでした。
健康保険の加入手続きがなかなか進まず、どうなっているのか社長に確認したところ、「うちの奥さんが今やってるから」と言われました。けれど、何度確認しても返ってくるのは同じ言葉でした。
さすがに不安になり、「健康保険に入れないなら国保でいいので、その分勤務日数を減らしてほしい」と伝えたところ、そこで初めて慌てて確認が入りました。その後、「書類に不備があったから修正して再提出した」と言われました。
結局、手続きが進むまでに2ヶ月ほどかかりました。このとき思ったのは、最初に感じた「なんか変かも」という感覚は、気のせいではなかったということです。小さな違和感は、後から「やっぱりそうだった」とつながることがあります。
違和感がその後の環境に与えた影響
知り合いだから安心。そう思って入った職場でも、実際に働いてみると見えてくるものはまったく違うことがあります。
入社直後に感じた小さな違和感は、気のせいで済ませたくなるものです。けれど、その違和感が後から大きなトラブルにつながることもあります。
この職場ではその後、有給について「3年後から」と言われる出来事がありました。最初に感じた嫌な予感は、やっぱり気のせいではなかったのだと思います。
→ 【体験談】有給休暇が3年後と言われた?雇用契約と現場の実態にズレがある時の考え方
職場の人間関係や言動に違和感が続く時は、日々の出来事を記録しておくことも大切です。あとから状況を整理する助けになります。 → 看護師の職場いじめで限界なら|辞める前に記録しておきたいこと

